北海道の建設土木工事全般、畜産施設建設・運送・除排雪

外国人技能実習生の取り組み

Foreign Technical Interns

人材難からの脱却を目指して

当社では平成29年より外国人技能実習生制度を活用し、ミャンマーの青年を中心に採用しています。
これは長年、採用の募集をかけても人材が集まらない不安の中、外国人実習制度という制度を知り、いろいろな方のアドバイスや支援を頂きながら将来の人材育成のためと考え、外国人実習制度を取り入れました。

現在では監理団体を通し、ミャンマーの送り出し機関とも連携して実習生のフォローなどを行っております。

技能実習生について

実習生は日々、彼らにとっては難しい日本語を勉強しながら実習や生活をしています。実技実習では真摯で真剣に取り組む姿勢にとても感銘を受けました。

現場の職長達とのコミュニケーションを多く取り入れて、少しでも早く環境や周りのスタッフと馴染めるように努力しています。

技能実習生受入までの流れ

Flow

  • 現地面接

    来日6〜5ヶ月前

  • 事前教育

    来日5〜4ヶ月前

  • 来日

    研修センターへ移動

  • 研修

    研修センターで
    約1ヶ月間の講習

  • 配属

    研修終了後、
    受入企業へ配属

面接が行われるのは実際に来日する約半年前となります。面接合格者は、技能トレーニングセンターで、溶接、配管、足場、大工など建築・土木関連の事前トレーニングを受け、基礎的な技術を身につけます。また技術だけではなく、日本語の習得や日本の文化、風習なども学びます。

*上記イラストは大まかな受入までの流れです。実際には各種手続きや確認作業など多くの受入実務があります。

  • 現地での勉強会

  • 面接会場

  • 職業訓練センター

事前教育・研修・技能実習

Training Content

地域との交流

Interaction with The Community

弊社では一日も早く日本に慣れてもらえるように日本の文化や、地域のイベントへの参加、地域交流なども積極的に取り組んでいます。
地域の皆様にもぜひ彼らを知って欲しいと思っております。事前にご連絡頂ければ見学などもお受けしますのでお気軽にご連絡ください。

実習生紹介

Trainee Introduction

名前

PHO LA PYAE(ポー ラ ピィエ)

出身国

ミャンマー・ビルマ族

生年月日

1990年5月8日

家族

両親と4人兄弟の末っ子

日本の好きな食べ物

寿司、ビール、日本酒

メッセージ

私は日本に初めて来たとき難しかったです。
日本語もあまり喋れられないから仕事も大丈夫ではなかったです。ミャンマーと日本の食べ物、天気も違うから大変です。
でも、私は一年終わったら楽しくなりました。
日本語もちょっとわかります。
先生たちは仕事も仕事ではないときも日本語や色々なことを家族や友達のような感じで優しく教えてくれるので楽しいです。
ありがとうございます。

名前

KHANT MYO KYAW(カン ミョー チョウ)

出身国

ミャンマー・ビルマ族

生年月日

1995年6月5日

家族

両親と6人兄弟の長男

日本の好きな食べ物

ビール、カニ、イクラ

メッセージ

日本に働きにきてこの3年間、わたしたちは寒いときも暑いときも頑張りました。
日本に初めて来て冬は仕事中寒くて本当に大変になりました。
手が冷たくて仕事中すごいやりずらかった。
だけど私たちは頑張ったなと思って今本当にこのことを思い出したら笑いながらすごいと思います。
僕は機械の事は何もわからないですけど会社の人たちにいっぱい教えてもらいました。
また、会社の人たちと色々旅行に行って本当に楽しかったです。日本でもっと頑張りたいです。

今後の取り組み

Future

  1. ミャンマーでの起業家を目指します

    現在、実習生として来ている青年達は仕事に非常に貪欲です。彼らの中には帰国後の起業に興味を持つ者も多いです。

    そこで日本、そして弊社で得た技術や知識を元にミャンマーで起業したい若者を応援したいと考えています。

  2. 現地日本語学校のサポート

    現在は日本語教育などは所定の研修センターで行っております。

    多くのミャンマーの若者が日本語を学び、日本に安心して来られるように助力をしたいと考えています。

  3. 現地一次産業の活性化

    実習生は帰国後それぞれの仕事を通し、技術の発展に尽くします。
    その中でも農業や畜産などの一次産業を活性化することで安定して食料や肥料が得られるようになります。

    彼らには、一次産業も活性化できるような取り組みをしてもらいたいと考えています。

  4. 通訳スタッフの育成

    実習生の母国ではミャンマー語と英語が中心です。ミャンマーと日本はこれから今よりも盛んに交流が進んでいくはずです。
    その中で日本語を理解し、通訳ができる人材は非常に貴重と言えます。

    技能実習の中で多くの日本語を習得し、通訳としても活躍できるようになれば私たちとしても非常に嬉しく思います。